研究課題/領域番号 |
22780047
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大村 尚 広島大学, 大学院・生物圏科学研究科, 准教授 (60335635)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アゲハチョウ / 体表脂質 / 香気成分 / 配偶行動 / 種間識別 / 異性認知 / 味覚感覚子 / 化学分析 / 体表成分 / 成分分析 / 種間差 / 雌雄差 |
研究概要 |
日本産アゲハチョウ12種類のうち、6種の成虫は体表脂質組成において雌雄同型であるのに対し、6種は明瞭な性的二型を示すことがわかった。シロオビアゲハ、ナミアゲハの雄成虫は、前脚で交尾相手を触診した後に交尾を試みることがわかった。電気生理学的試験において、雄成虫の前脚にある毛状感覚子は成虫より抽出した体表脂質に味覚応答を示した。これらの結果から、アゲハチョウは交尾相手の体表面にある脂溶性物質を配偶行動の手がかりに用いている可能性が強く示唆された。
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