研究課題
若手研究(B)
種子植物では、 成熟組織の色素体は分裂組織のプロプラスチドが増殖 ・分化することによって形成される。本研究では、シロイヌナズナの胚珠発生過程に着目しプロプラスチド増殖制御に関する細胞生物学的研究を行った。4 種の色素体分裂異常変異体を解析した結果、 プロプラスチドと葉緑体では色素体表現型が大幅に異なることが示された。 さらに、プロプラスチドには分裂装置が不全の際にもそれを克服する増殖システムが働くことが示唆された。
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