研究課題/領域番号 |
22780089
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用生物化学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中西 洋一 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (60362290)
|
連携研究者 |
前島 正義 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (80181577)
藤原 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (80242163)
新美 友章 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教 (30377791)
富岡 利恵 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教 (40456588)
中西 華代 愛知医科大学, 学際的痛みセンター・研究員/名古屋大学, 理学研究科・研究員
前田 道子 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 大学院生
川嶋 輝美 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | モリブデン / 微量元素 / 膜輸送 |
研究概要 |
利用される。ところが、生物共通の超微量必須元素であるのにも関わらず、動植物など真核生物のモリブデン吸収・細胞内濃度調節に関わる膜輸送システムの実態は解明されていない。本研究では、単細胞真核生物のハンセヌラ酵母(Hansenula polymorpha)をモデルとして、モリブデン膜輸送の仕組みを調べた。その結果、ハンセヌラ酵母は少なくとも3種の異なる型のモリブデン輸送システムをもつことが分かった。また、独自に取得したドラフトゲノム情報からもモリブデン輸送体遺伝子を推定し、候補分子を3つまでに絞り込んだ。別の真核生物モデルとして、動物細胞HEK293Tのモリブデン膜輸送を解析した。細胞内のモリブデン酸濃度を観察するため、新たにモリブデンセンサー蛍光蛋白質を開発した。これを用いた in vivo 解析により、この細胞が硫酸イオン耐性、シュウ酸イオン感受性の新型モリブデン輸送体をもつことを明らかにした。
|