研究課題
若手研究(B)
分岐鎖アミノ酸であるロイシンがインスリン非存在下において、脂肪細胞への糖取込みを抑制し、脂肪蓄積を抑制する一方、インスリン存在下では、脂肪細胞への脂肪酸取込みを亢進させることが明らかとなった。また、肥満モデルマウスに対するロイシン投与は糖質代謝改善作用を有することが示唆された。これらの結果より、ロイシンは生体の栄養状態に応じ、脂肪組織などに作用し、生体全体の代謝調節機能を担いうることが示唆された。
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