研究概要 |
ブナ葉の発現遺伝子について次世代シーケンサーで355, 845, 739塩基を解読した。ブナ葉の遺伝子発現をゲノム網羅的に解析できるDNAマイクロアレイを開発した(機能推定済みが12, 446個と未推定が31, 357個)。ブナ成木の葉で高温、乾燥、酸化(過酸化水素)に特異的に発現する遺伝子を明らかにした。土壌乾燥の強度ならびにその前歴と光合成低下の関係を明らかにし、これらの土壌乾燥ストレスに特異的な発現遺伝子を明らかにした。以上、発現遺伝子はブナ葉のストレス診断において有望な指標になると考えられた。
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