研究課題/領域番号 |
22780137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
松木 佐和子 岩手大学, 農学部, 講師 (40443981)
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研究協力者 |
渡邊 陽子 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 学術研究員 (30532452)
大野 泰之 北海道立総合研究機構, 森林研究本部林業試験場森林資源部経営グループ, 主査 (30414246)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 森林害虫 / 大発生 / 広葉樹林施業 / ウダイカンバ / クスサン / 被食防衛能力 / 昆虫 / 昆虫の大発生 / 山火再生林 / 産卵選好 / 北海道 / 北東北 / クスサンの分布域 / 春葉と夏葉 / 森林施業 / 成木と稚樹 / 北東北3県 |
研究概要 |
アンケート調査から、クスサンは北海道全域および北東北3県に広く分布していることが明らかになった。クスサン幼虫の摂食試験により、これまで食樹として知られている他の広葉樹よりもウダイカンバを与えたクスサンの生存率・成長率が高かった。また、ウダイカンバ成木の春葉では幼虫の生育は良好だったが、成木の夏葉や稚樹葉では不良であった。以上のことから、北海道で見られるようなウダイカンバ成木の純林はクスサン被害のリスクが高い森林だと言える。東北地方でも不成績造林地などに侵入したウダイカンバの蓄積や林齢は増しており、そのような場所では注意を要する。
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