研究課題/領域番号 |
22780169
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
伊藤 直樹 東北大学, 大学院・農学研究科, 助教 (30502736)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生理 / 生体防御 / パターン認識受容体 / 病原体関連分子パターン / 二枚貝 / 自然免疫 / 二本鎖RNA / RNA干渉法 / レクチン / リゾチーム / 生体防御反応 / 血球 / 二本差RNA / 遺伝子発現 |
研究概要 |
近年、二枚貝にも異物を認識して生体防御反応を誘起するメカニズムが備わっていることが明らかになりつつある。本研究により、ウイルスを表現するdsRNAに対してマガキが血液中の血球数を増加させることが分かった。しかし、この反応は他の二枚貝であるアサリでは見られず、二枚貝の種によって認識メカニズムに違いがあると考えられた。また、dsRNAに対して特段の反応を示さないアサリは、dsRNA導入によるRNA干渉(RNAi)を利用した遺伝子ノックダウンに適した生物と考えられ、アサリを用いたRNAi法の標準化と生理学的研究への応用を試みている。
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