研究課題
若手研究(B)
魚類体表は病原体侵入の場であるとともにそれを防ぐ免疫応答の場でもある。魚類体表にはリンパ球などの白血球が存在しており、抗体を産生するなどの役割を担っている。本研究では、これら白血球を引き寄せる役割を果たすと考えられる細胞誘引因子であるケモカインとその受容体遺伝子を同定し、これらが、皮膚や鰓など外界と直接に接する場で特異的に発現することを明らかにした。これらのケモカインによる細胞誘引機構が体表に白血球を動員する役割を担うことが強く示唆された。
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