研究課題/領域番号 |
22780206
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
藤栄 剛 滋賀大学, 環境総合研究センター, 准教授 (40356316)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ミクロデータ / 戦前期 / 計量分析 / 農業経済学 / 戦前日本 |
研究概要 |
本研究は、昭和恐慌をはさむ戦前日本の農家家計のミクロデータを利用して、 (1)恐慌のショックに対する農家家計の対処行動、 (2)恐慌が農家家計の経営効率性に及ぼす影響、 (3)恐慌後の農家の負債行動を検討した。 その結果、農家家計は肥料等の投入要素の節減によって恐慌に対処したことや、 恐慌後の余剰農業労働力が経営効率性を低下させた可能性があること、 さらに、恐慌後の1930年代において、自小作・小作層には信用制約が生じていたことなどがわかった。
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