研究概要 |
本研究では,非破壊で計測した土中水分量の時間変化から,土中水分移動に関するパラメータの分布を求めることを目的としている.そこで, 1)地中レーダという資源探査で用いられる地盤の非破壊計測技術を使って,地表面から非破壊で土中水分量の変化の可視化し, 2)非破壊計測により得られた水分量変化データを最もよく再現する水分移動パラメータを求める技術を開発した.適用事例として,土槽を用いた室内実験と,東京農工大学栄町実験圃場にて地表面の水分量の変化を定期的に計測し,その変化を再現する透水係数分布を求める圃場実験を行った.
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