研究課題/領域番号 |
22780277
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
小林 沙織 岩手大学, 農学部, 助教 (60566214)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 家族性好中球機能不全症 / β2-インテグリン / 犬 / ウシラクトフェリン / CD11b/CD18 / 好中球機能不全症 / インテグリン / 犬白血球粘着不全症 / 活性酸素産生 |
研究概要 |
新たな好中球機能不全症を有する雑種犬を発見した。本症は、遺伝子変異を伴わない好中球β2インテグリン発現の減少が原因であり、著しい殺菌能の低下をもたらすことが明らかとなった。ウシラクトフェリンの長期経口投与は、β2インテグリン発現を増加させ、一連の好中球機能を回復させるとともに、臨床症状を改善させることが明らかとなった。好中球機能不全症に対する新たな根治療法を提案できる研究成果となったと考えられる。
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