研究課題/領域番号 |
22780285
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
高野 友美 北里大学, 獣医学部, 講師 (20525018)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | TNF-a / コロナウイルス / 抗体療法 / 猫伝染性腹膜炎 / 治療 / TNF-α |
研究概要 |
TNF-a は猫伝染性腹膜炎(FIP)発症猫におけるリンパ球減少、好中球増加およびウイルスレセプター(APN)の増加に関与することが示唆されている。 即ち、 TNF-aの作用を制御できれば、FIP の病態悪化も抑制できると考えられる。我々は、抗猫 TNF-a モノクローナル抗体を作製した。その結果、作製したモノクローナル抗体 の一つ (MAb 2-4) は組換え猫 TNF-a の WEHI-164 細胞に対する傷害活性を抑制した。また、本抗体は TNF-a による猫リンパ球のアポトーシスの抑制、 好中球および APN の増加を抑制できることも明らかになった。以上を踏まえると、我々が作出した抗体は FIP の治療に応用できる可能性が高いと考えられた。
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