研究課題/領域番号 |
22790041
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理系薬学
|
研究機関 | 大阪薬科大学 (2012) 岐阜薬科大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
戸塚 裕一 大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (50312963)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 製剤学 / ナノコンポジット / 機能性添加剤 / 糖転移ルチン / 溶解性改善 / 吸収性改善 / 糖転移化合物 / ナノ集合体 / 難水溶性薬物 / 分子間相互作用 / 機能性粒子 |
研究概要 |
難水溶性の医薬品と糖転移化合物との噴霧乾燥物を調製したところ、顕著な溶出性の改善が認められ、吸収量の増大も認められた。糖転移ヘスペリジンによる医薬品の顕著な可溶化効果が数ナノメートルの複合体形成に由来することが示唆された。また、15分子程度の糖転移ステビア分子がミセル様構造を形成し、構造内に医薬品が取り込まれることにより、著しい可溶化現象をもたらすことを推定した。更には、糖転移ルチンにおいては、界面張力の変化を伴わない新規のナノコンポジット形成の可能性が示唆された。
|