研究課題
若手研究(B)
本研究は, 遺伝子組換え技術及びエマルション技術を駆使して, "新規経口アルブミン製剤"を開発することを目的として企図された. 部位特異的変異法によりアルブミン変異体を作製し, 小腸上皮細胞への透過性を評価した結果, ドメインIIIのアミノ酸を変異させたものが膜透過性は高く, かつ, それを用い調製したナノ粒子においても有意な透過性の増大が認められた. したがって, 本手法により小腸上皮細胞への透過性に優れたHSA変異体ナノ粒子の作製が可能になるものと思われる.
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