研究課題/領域番号 |
22790140
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境系薬学
|
研究機関 | 松山大学 |
研究代表者 |
舟橋 達也 松山大学, 薬学部, 准教授 (60343646)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | シデロフォア / 鉄 / アシネトバクター / バイオフィルム / acinetoferrin |
研究概要 |
日和見感染菌であるアシネトバクター・ヘモリティカスは鉄欠乏状態に応答してシデロフォアとしてアシネトフェリンを産生する。本研究において、アシネトフェリンの生合成及び輸送に関与する遺伝子群としてacbABCDとactBCADをそれぞれ同定した。これらの遺伝子群はオペロンを形成しており、acbAの上流に存在するFurboxを介して鉄制御を受けることを示した。各種変異株と相補性試験の結果からAcbAがアシネトフェリンの生合成に関与していることを明らかにし、その生合成経路について示した。さらに、ActAがアシネトフェリンに対する外膜受容体として、また、ActDがアシネトフェリンの排出に関与していることを明らかにした。
|