研究課題/領域番号 |
22790190
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
堀口 幸太郎 自治医科大学, 医学部, 助教 (10409477)
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連携研究者 |
屋代 隆 自治医科大学, 医学部, 教授 (80119859)
菊地 元史 自治医科大学, 医学部, 教授 (60332988)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 下垂体前葉 / 濾胞星状細胞 / 細胞外マトリックス / ギャップ結合 / living観察 / マトリクライン |
研究概要 |
下垂体前葉は、6種類のホルモンを産生する内分泌器官である。この前葉内にあるホルモンを産生しない濾胞星状細胞(FS細胞)と細胞外周囲に存在する細胞外マトリクス(ECM)との相互作用により、新たなFS細胞の性質と機能を以下の4点で明らかにした。1) ECMの一つであるラミニンが、FS細胞間に形成されるギャップ結合の形成を増加させること、2)ラミニンによるFS細胞分裂機構、3)ラミニンを分解酵素であるマトリックスメタロプロテアーゼ9を分泌すること、4) FS細胞間では、ギャップ結合を介し、電気的刺激を伝達するネットワークを形成する。そのネットワーク形成制御機構の解明である。 本研究は、下垂体前葉の機能を明らかにする上で有用で、さらに、腫瘍形成機能の解明、及びその治療に役立つことが期待される。
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