研究課題
若手研究(B)
本研究は、神経系におけるエストロゲン急性効果の分子機構を明らかにすべく、エストロゲン急性効果を媒介すると予測される核外エストロゲン受容体様タンパク質の解析と同定を行うことを目的とした。ヒト・マウス・ラットエストロゲン受容体α(estrogenreceptorα,ERα)遺伝子構造の再解析を行ったところ、従来報告されていた以上にERα遺伝子構造は複雑であり、5'-非翻訳領域、イントロン領域、3'-非翻訳領域に多数の新規なプロモーター、中間エクソンや終末エクソンが存在していることを明らかにした。そして、選択的なプロモーター使用と選択的スプライシングにより多数のERαmRNAバリアントが生成されることが判明した。さらに、それらERαバリアントの細胞内局在や機能を解析したところ、野生型ERαと異なる多様な機能を持つことが判明した。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (39件) 備考 (6件)
Journal of Steroid Biochemistry and Molecular Biology
巻: 133 ページ: 120-128
10.1016/j.jsbmb.2012.09.027
Endocrinology
巻: 153(2) 号: 2 ページ: 806-814
10.1210/en.2011-1374
PLoS ONE
巻: 6(7) 号: 7 ページ: 21631-21631
10.1371/journal.pone.0021631
120005300503
巻: 125(3/5) 号: 3-5 ページ: 211-218
10.1016/j.jsbmb.2011.03.004
巻: 124(1/2) 号: 1-2 ページ: 38-46
10.1016/j.jsbmb.2011.01.003
Front Neuroendocrine Science
巻: 2 ページ: 43-43
10.3389/fendo.2011.00043
Molecular and Cellular Endocrinology
巻: 333(1) 号: 1 ページ: 55-61
10.1016/j.mce.2010.12.003
ファルマシア
巻: 47 ページ: 213-217
巻: 151 号: 12 ページ: 5795-5806
10.1210/en.2010-0581
Journal of Physiological Sciences
巻: 60 号: 3 ページ: 195-204
10.1007/s12576-010-0085-z
10027711791
巻: 60 ページ: 195-204
http://www.h-ic.bb4u.ne.jp/~seiri/
http://www.nms.ac.jp/nms/kaibou2/
http://www.nms.ac.jp/nms/seiril/