研究課題
若手研究(B)
造血発生において必須の転写因子Runx1のC末端領域に存在するリン酸化修飾の標的となり得る9箇所のセリン・スレオニン残基を対象として、脱リン酸化状態を模倣するアラニンへの置換、またはリン酸化状態を模倣するアスパラギン酸への置換を行い、転写活性化能およびES細胞の血球への分化誘導能について検討を行った。9箇所全てのアラニン変異体、アスパラギン酸変異体は、いずれも野生型Runx1と比べて転写活性化能に変化が認められた。また、両変異体共にES細胞の血球分化を誘導し得たが、血球コロニーの出現頻度に差が認められ、リン酸化修飾によるRunx1の機能調節が示唆された。
すべて 2014 2013 2010 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (10件) 備考 (2件)
京都府立医科大学雑誌
巻: 119(10) ページ: 681-693
巻: 119 ページ: 681-693
http://dtm.kuhp.kyoto-u.ac.jp