血栓症の分子機序に対する新規モデルの確立

• 研究課題/領域番号: 22790313
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 病態医化学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: PREVOST Nicolas 京都大学, 生命科学系キャリアパス形成ユニット, 助教 (60561967)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
• キーワード: 分子病態学 / 血栓症 / 分子腫瘍学

研究概要

本課題では、血漿成分フォンヴィルブランド因子(vWF)の挙動に着目して血栓形成機構の解明を試みた。培養細胞に効率良くvWFを一過的発現させる方法を樹立することで、細胞外へ分泌された野生型及び変異型vWF多量体の局在と生理的機能が明らかとなった。現在、vWF欠損マウスの血流中におけるvWFの挙動の解析、およびvWF分子のX線構造解析により、vWFの挙動と構造の関連性の解明に取り組んでいる。

研究成果

• [雑誌論文] What is vinculin needed for in platelets? (2010)
  • 著者名/発表者名: Mitsios JV, Prevost N, Kasirer-Friede A, Gutierrez E, Groisman A, Abrams CS, Wang Y, Litvinov RI, Zemljic-Harpf A, Ross RS, Shattil SJ.
  • 雑誌名: Journal of Thombosis and Haemostasis 巻: 8 ページ: 2294-304
  • 査読あり
• [備考]
  • URL: http://www.cp.kyoto-u.ac.jp/Prevost/IndexJ.html
• [備考]
  • URL: http://www.cp.kyoto-u.ac.jp/Prevost/PublicationsJ.html
• [備考]
  • URL: http://www.cp.kyoto-u.ac.jp/Prevost/IndexJ.htm