研究課題
若手研究(B)
リバースジェネティクス系を用いて、cDNA由来のVP4遺伝子(外殻スパイク蛋白質VP4をコード)をゲノムとして有する組換えロタウイルスを作製した。VP4上のトリプシン切断領域にフューリン様プロテアーゼ認識配列を導入した組換えロタウイルスは、トリプシン非存在下では多段階増殖し得ないのみならず、新生ビリオンの大部分が感染細胞内に蓄積しており、増殖能は野生型VP4を有する親株に比べて大きく低下した。細胞内でのVP4活性化はロタウイルス増殖には負に作用する可能性が示された。
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http://www.fujita-hu.ac.jp/~virology/index.htm