研究課題
若手研究(B)
医師が行う病状説明は時に患者側には難解で理解困難であり,特に脳卒中のような救急疾患では患者家族の驚愕と動揺,時間的制約という要素がより一層理解を困難にさせる.本研究では脳卒中患者の家族に入院時病状説明を行う際,医療用漫画も提示し読んでもらった後,落ち着いた段階でアンケート調査を行った.「このような医療用漫画が普及すれば良いか?」との問いに94%が「とても思う」「思う」と答え医療用漫画の普及への患者側の強い期待が明らかとなった.一方「医師の説明理解に役立ったか」との問いに「役立った」「とても役立った」は7割にとどまり,字数や絵のバランス,ページ数の改良を希望する声があがった.
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