研究課題
若手研究(B)
我々が作製した5/6腎摘出慢性腎不全モデルラットにおいて、経時的にタンパク尿が認められた。この認められたタンパク尿は、ロサルタン投与により有意ではないが減少していた。また、この慢性腎不全モデルラットの腎臓より作製した切片を用いた検討では、メガリンの発現が、低下していた。メガリンは、近位尿細管管腔側に発現しており、糸球体を濾過した低分子タンパクを再吸収する機能を持つ。ロサルタンを投与したモデルラットの腎組織において、メガリンの発現は回復していた。このことより、メガリンの発現の回復が、タンパク尿の改善に寄与していることが示唆された。
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