研究課題/領域番号 |
22790551
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
|
研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
川上 隆茂 徳島文理大学, 薬学部, 助教 (40441589)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 小胞体ストレス / 胎盤 / 胎仔発育遅延 / グルコーストランスポーター / 胎児発育遅延 |
研究概要 |
細胞小器官である小胞体に異常な蛋白質などが蓄積すると「小胞体ストレス」が生じる。本研究では、妊娠マウスに小胞体ストレスを負荷し、胎仔発育・胎盤機能に与える影響について検討した。母体への小胞体ストレス負荷は、(1)妊娠中期において胎仔・胎盤重量の著しい低下を引き起こし、後期では早産の確率を高めた。(2)連続的に小胞体ストレス負荷された胎盤では、血管形成の阻害や糖輸送遺伝子発現量の変動が認められた。(3)小胞体ストレス抑制剤処理は、胎仔発育・胎盤機能を回復させることが明らかとなった。
|