研究課題/領域番号 |
22790588
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 大阪府立公衆衛生研究所 |
研究代表者 |
柿本 健作 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部, 研究員 (40435889)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 水酸化PCB / 母乳 |
研究概要 |
今回分析した母乳試料からはいずれの水酸化PCBも検出されなかった。このことから母乳中に存在する水酸化PCB濃度は報告されている血液中濃度に比べて極めて低いことが推察された。これは、水酸化PCBが血液中において甲状腺ホルモンであるサイロキシン輸送タンパクであるトランスサイレチン(TTR)に結合するなどして母乳には移行し難いことが示唆された。その今回の実験結果から、乳幼児の神経、脳の発達に作用を及ぼす可能性のある水酸化PCBが母乳経由で乳児に移行する危険性はほとんどないことが確認された。
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