HCV母子感染例におけるHCVゲノム分子進化速度とIFN治療効果の関係

• 研究課題/領域番号: 22790622
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 内科学一般(含心身医学)
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 伊藤 孝一 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (00444977)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
• キーワード: HCV / 遺伝子 / NS5B / IFN / 母子感染

研究概要

HCV母子感染例の小児7例を対象にPEG-IFN単独療法直前、治療後2-4週でのHCV NS5b領域の遺伝子解析を行った。PEG-IFNα-2a 90μgまたは180μgを週1回、24週間または48週間皮下注投与され、6例は治療完遂し、1例は12週で治療中止した。治療4、8週時のHCV-RNA陰性化は、2例(29%)、7例(100%)。治療終了後24週でのHCV-RNA陰性(SVR)は6例(86%)。7例全てにおいて治療後2-4週時点でHCV NS5b領域に変異を認めなかった。

研究成果

• [雑誌論文] Efficacy of pegylated interferon-α2a monotherapy in Japanese children with chronic hepatitis C (2011)
  • 著者名/発表者名: Tomoyuki Tsunoda, Ayano Inui, Yuri Etani, Yuki Kiyohara, Tokio Sugiura, Koichi Ito, Reiko Miyazawa, Ikuo Nagata, Shinobu Ida, Tomoo Fujisawa
  • 雑誌名: Hepatology Research 巻: 41 ページ: 393-404
  • NAID: 10031144104
  • 査読あり
• [雑誌論文] Efficacy of pegylated interferon-a2α monotherapy in Japanese children with chronic hepatitis C (2011)
  • 著者名/発表者名: Tomoyuki Tsunoda, Ayano Inui, Yuri Etani, Yuki Kiyohara, Tokio Sugiura, Koichi Ito, Reiko Miyazawa, Ikuo Nagata, Shinobu Ida, Tomoo Fujisawa
  • 雑誌名: Hepatology Research 巻: 41 ページ: 399-404
  • 査読あり
• [雑誌論文] 新生児の経静脈栄養に伴う胆汁うっ滞症 (2010)
  • 著者名/発表者名: 伊藤孝一、杉浦時雄、後藤健之
  • 雑誌名: 日本臨床領域別症候群シリーズ肝・胆道系症候群I肝臓編(上) ページ: 406-409
• [雑誌論文] 新生児の経静脈栄養に伴う胆汁うっ滞症 (2010)
  • 著者名/発表者名: 伊藤孝一, 杉浦時雄, 後藤健之
  • 雑誌名: 日本臨床領域別症候群シリーズ肝・胆道系症候群I肝臓編(上) ページ: 406-409
• [学会発表] PEG-IFN単独療法が有効であったC型肝炎ウイルス関連糸球体腎炎の一女児例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 杉浦時雄、遠藤剛、伊藤孝一
  • 学会等名: 第39回日本肝臓学会西部会
  • 発表場所: 岡山
  • 年月日: 2011-12-10
• [学会発表] 脳瘤・多彩な脳形成異常を合併した羊膜索症候群の1例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 粟屋梨沙、上田博子、後藤盾信、伊藤孝一、垣田博樹、杉浦時雄、長崎理香、加藤稲子、齋藤伸治、戸苅創
  • 学会等名: 第56回日本未熟児新生児学会・学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-11-15
• [学会発表] 著明な胆汁うっ滞を認めたZelleweger症候群の1例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 青山幸平、遠藤剛、伊藤孝一、杉浦時雄
  • 学会等名: 第38回日本小児栄養消化器肝臓学会
  • 発表場所: 盛岡
  • 年月日: 2011-10-08
• [学会発表] B型肝炎ウイルスキャリアにおけるプレコア、コアプロモータ領域の変異についての検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 遠藤剛、伊藤孝一、杉浦時雄
  • 学会等名: 第114回日本小児科学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-08-12
• [学会発表] 急激な肝腫大を契機に発見された神経芽腫の一例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木敦詞、伊藤孝一、亀井美智、遠藤剛、杉浦時雄、伊藤康彦、斉藤伸治、佐藤陽子、近藤知史、鈴木達也、石倉聡
  • 学会等名: 第28回日本小児肝臓研究会
  • 発表場所: つくば
  • 年月日: 2011-07-16
• [学会発表] 血清および尿中胆汁酸分析を行ったARC症候群の1例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 加藤丈典、山本宗美、浅野里美、佐橋剛、伊藤孝一、杉浦時雄
  • 学会等名: 第47回日本周産期・新生児医学会学術集会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2011-07-12
• [学会発表] 肝線維症をきたした一過性骨髄異常増殖症(TAM)の一例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木敦詞、伊藤孝一, 垣田博樹、杉浦時雄、加藤稲子、戸苅創
  • 学会等名: 第47回日本周産期・新生児医学会学術集会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2011-07-12
• [学会発表] 新生児・乳児期に高度の胆汁うっ滞を呈した先天性汎下垂体機能低下症の4例 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤孝一、芦刈友加、加藤晋
  • 学会等名: 第47回日本周産期・新生児医学会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2011-07-12
• [学会発表] 胎児期よりフォローされたOEIS complexの1 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大林勇輝、伊藤孝一、石田敦士、若月準、垣田博樹、杉浦時雄、水野晴夫、加藤稲子、水野健太郎、林祐太郎、佐藤陽子、近藤知史、鈴木達也、伊藤錦哉、和田郁雄、水谷栄太、後藤志信、鈴森伸宏、片野広之
  • 学会等名: 第251回日本小児科学会東海地方会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2011-02-06
• [学会発表] 壊死性腸炎の病因と予防壊死性腸炎における交換輸血前後のサイトカインプロファイリング (2010)
  • 著者名/発表者名: 杉浦時雄、後藤健之、伊藤孝一、遠藤剛、竹中学、幸脇正典、小山典久、加藤稲子、戸苅創
  • 学会等名: 第55回日本未熟児新生児学会・学術集会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2010-11-06
• [学会発表] エンテカビルで治療したB型急性肝炎重症型の15歳男児例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 遠藤剛、伊藤孝一、杉浦時雄
  • 学会等名: 第37回日本小児栄養消化器肝臓学会
  • 発表場所: 高松
  • 年月日: 2010-10-09