研究課題/領域番号 |
22790641
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
米門 秀行 京都大学, 医学研究科, 助教 (90452359)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 上部消化管学(食道、胃、十二指腸) / 胃癌 / 上部消化管学 |
研究概要 |
ナルディライジン(NRDc)はADAM17をはじめとするADAMプロテアーゼと協同して種々の増殖因子前駆体のエクトドメインシェディングを促進する。胃癌組織においてNRDcは癌上皮細胞において高発現していた。NRDcの発現をノックダウンすると胃癌細胞株の増殖が抑制された。その機序として、NRDcは胃癌細胞から分泌されるTNF-αのエクトドメインシェディングを促進しており、その結果活性化されたNF-κBによりIL-6をはじめとするサイトカインの転写及び分泌が亢進し、STAT3の活性化を介して増殖関連遺伝子の発現が維持されていることが解明された。
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