質量分析計を用いたメタボローム解析による大腸がんバイオマーカーの探索

• 研究課題/領域番号: 22790645
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 消化器内科学
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 奥野 達哉 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (50464269)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: メタボロミクス / バイオマーカー / 早期診断 / がん / 質量分析 / 大腸癌

研究概要

病態時における細胞においては、疾患関連タンパク質の分泌や各種酵素を介したタンパク質分解により、さまざまに代謝・分解された代謝産物が生成される。このような疾患特異的な低分子量代謝産物を網羅的、包括的に解析した研究は、さまざまな問題から十分に成果を達成していない。申請者は、大腸がんに発現、生成が認められる低分子代謝産物を中心に網羅的に解析してがんバイオマーカーを同定し、将来の臨床応用について検討した。

研究成果

• [雑誌論文] Serum metabolomics as a novel diagnostic approach for gastrointestinal cancer (2012)
  • 著者名/発表者名: Atsuki Ikeda, Shin Nishiumi, Masakazu Shinohara, Tomoo Yoshie, Naoya Hatano, Takuya Okuno, Takeshi Bamba, Eiichiro Fukusaki, Tadaomi Takenawa, Takeshi Azuma, Masaru Yoshida.
  • 雑誌名: Biomedical Chromatography 巻: 26(5) ページ: 548-58
  • 査読あり
• [雑誌論文] Serum metabolomics as a novel diagnostic approach for gastrointestinal cancer (2012)
  • 著者名/発表者名: Atsuki Ikeda
  • 雑誌名: Biomedical chromatography 巻: (印刷中)(掲載確定) 号: 5 ページ: 548-558
  • DOI: 10.1002/bmc.1671
  • 査読あり
• [雑誌論文] TNFRSF1B A1466G genotype is predictive of clinical efficacy after treatment with a definitive 5-fluorouracil/cisplatin-based chemoradiotherapy in Japanese patients with esophageal squamous cell carcinoma. (2010)
  • 著者名/発表者名: Kuwahara A, et al.
  • 雑誌名: J Exp Clin Cancer Res. 巻: 29 ページ: 100-105
  • 査読あり
• [学会発表] 当院における後期高齢者食道癌の内科的及び外科的治療の成績について (2010)
  • 著者名/発表者名: 池田篤紀
  • 学会等名: 第48回日本癌治療学会学術集会
  • 発表場所: 国立京都国際会館(京都府)
  • 年月日: 2010-10-28
• [学会発表] 進行食道癌放射線化学療法後の残存リンパ節に対しsalvage切除手術を試みた一例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 奥野達哉
  • 学会等名: 第64回日本食道学会
  • 発表場所: 石橋文化ホール(福岡県)
  • 年月日: 2010-09-01
• [学会発表] 当院における食道癌術後局所再発症例に対するSalvage化学放射線療法(CRT)の治療成績について (2010)
  • 著者名/発表者名: 奥野達哉
  • 学会等名: 第96回日本消化器病学会総会
  • 発表場所: 新潟県民会館(新潟県)
  • 年月日: 2010-04-22
• [備考]
  • URL: http://www.med.kobe-u.ac.jp/gi/index.htm
• [備考]
  • URL: http://www.med.kobe-u.ac.jp/gi/index.htm