研究課題
若手研究(B)
選択的スプライシング調節因子をコードするTra2β遺伝子のプロモーター解析により、Ets1とHSF1がそれぞれ基本転写およびストレス誘導性の転写に必須であることを見出した。TRA2βの発現は大腸癌において顕著に増加していることを見出した。また、Tra2βはBcl-2やPTMA等の細胞死関連遺伝子に特異的に結合し、大腸癌細胞株においてTra2β1 mRNAをノックダウンするとアポトーシスが誘導された。一方、TRA2β4バリアントは、細胞増殖及び細胞老化の制御に関与することを見出した。
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