研究課題
若手研究(B)
慢性心不全の病態において重要な交感神経系活性化の原因として、脳延髄にある交感神経活動中枢で増加する酸化ストレスの重要性をこれまで報告してきたが、今回の研究により、酸化ストレスの下流として、ミクログリアにおけるToll-like receptor4が活性化して炎症性機転が働き、脳組織の70%を占め神経細胞保護作用を有するアストロサイトのアポトーシスにより神経細胞の活動が活性化していることが慢性心不全に置ける交感神経活性化機序に深く関与していることを心不全モデルラットで明らかにした。
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