研究課題
若手研究(B)
Kit ligand(KL)のアイソフォームによる心筋梗塞後の治療効果について検討する目的で本研究を行った。In vitroの実験でKLを感染させた細胞を用いて可溶型・膜型KLの発現を確認した。マウス心筋梗塞モデルで内因性KL-1、KL-2とc-kitの心臓での発現を評価し、内因性のKL-2は心筋梗塞後に低下しており、KL-2レンチウイルスによる治療がマウス心筋梗塞後の予後を改善させる可能性が示唆された。心筋梗塞モデルマウスに対し遺伝子治療を行い評価予定であったが、ウイルス調製が遅れたため、今後継続して行う予定である。
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