研究課題
若手研究(B)
喫煙による肺癌発症の機序を、マイクロRNA(miRNA)による制御の点から分子生物学的に検証し、異常なDNAメチル化により発現制御を受けているmiRNAの同定、機能解析を行った。候補miRNAを、in silicoによるゲノム機能の解析、肺癌細胞株の脱メチル化剤処理、非小細胞肺癌手術検体の解析を組み合わせて検索し、発現抑制を受けているmiRNAを同定した。特にmir-34b発現低下は肺癌のリンパ管浸潤の予測因子であり、浸潤能のマーカーとなり得ることが明らかになった。
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