研究課題
若手研究(B)
肺嚢胞を形成し自然気胸を繰り返すBirt-Hogg-Dube(BHD)症候群の肺嚢胞形成機序の手がかりを得るため、BHD患者肺由来線維芽細胞と正常肺線維芽細胞の遊走能及びゲル収縮能について比較した。その結果、患者肺由来線維芽細胞では遊走能の低下、細胞接着や増殖に関係する分子であるTGFβ1、fibronectin、type I collagenなどの発現量低下を認めた。また、数年前より行っているBHD症候群原因遺伝子フォリキュリン(FLCN)の変異解析は現在までに約120例の症例を蓄積しており、遺伝子変異型と臨床症状の相関関係について精査を行っている。
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Eur J Radiol
巻: 77(3) ページ: 403-9
巻: 77/3 号: 3 ページ: 403-9
10.1016/j.ejrad.2009.09.004
Journal of Medical Genetics
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http://www.lungcare.jp/index.html