研究課題
若手研究(B)
喘息における肺胞マクロファージ(AM)のポピュレーションの詳細については明らかではない。本研究では、喘息モデルマウスとコントロールのAMの比較を実施し、喘息モデルマウスのAMは、より選択的活性化マクロファージ(M2)よりにシフトしている可能性を示した。また、コントロールマウスのAMでは認められない補助シグナル分子B7-DCの発現が喘息モデルマウスのAMで有意に亢進していること、及び、AMはT細胞増殖を抑制する可能性を見出した。これらの現象は、AMが喘息病態を抑制している可能性を示唆しており、AMが新たな治療標的となり得ることを示唆している。
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