研究課題
若手研究(B)
1.気管支喘息とアトピー性皮膚炎患者のヘルパーT細胞には「硫酸化糖鎖性ホーミング分子」が健常者より有意に高く発現した。同分子の発現量はアトピー性皮膚炎の症状再燃性と相関する一方、「硫酸化されていない糖鎖性ホーミング分子」は採血時の病勢と相関した。統計学的検証により、硫酸化糖鎖性ホーミング分子の測定は高再燃患者群の検出に有用である可能性が示唆された。2.硫酸化糖鎖の合成に関与する酵素のひとつであるHEC-GlcNAc6STの転写調節機構を報告した。HEC-GlcNAc6STがヘルパーT細胞において硫酸化糖鎖性接着分子の合成に関与することを遺伝学的手法を用いて証明した。
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