研究課題
若手研究(B)
研究代表者江口は初代膵β細胞や初代培養皮質細胞を用いることで、parkin遺伝子が細胞膜直下の細胞骨格蛋白重合化を調整し、放出機構調整蛋白(syntaxin1)との結合を亢進、放出阻害を行う可能性を示唆した.また、parkin欠損マウスではインスリン分泌の有意な低下をOGTT検査にて認めた.以上よりparkin遺伝子異常は膵β細胞や神経細胞において細胞骨格蛋白の形態異常を引き起こし、分泌障害を来す可能性が考えられた.これによりパーキンソン病の病態解明しいては治療法の開発が期待される.また、PARK2患者は糖尿病を合併しやすい可能性が考えられた.
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