研究課題
若手研究(B)
膵β細胞に対する翻訳抑制因子4E-BP1の細胞保護効果を明らかにするため、MIN6細胞において、小胞体ストレス応答と酸化ストレス応答を比較した。4E-BP1の発現及び活性化制御に違いが認められたが、その過程にJNKの活性化の違いが関与した。ATF6αの欠損マウスを用いてATF6αの糖代謝における役割を検討した。膵β細胞においては小胞体ストレスから細胞を保護するが、脂質異常やインスリン抵抗性を惹起する方向に働く。WFS1遺伝子欠損マウスに対する、DPP-4阻害薬・ビルダグリプチンの膵細胞保護効果を検討した。ビルダグリプチンが膵β細胞保護効果を有することを明らかにした。
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