研究課題/領域番号 |
22790856
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
森野 勝太郎 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (90444447)
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連携研究者 |
前田 士郎 独立行政法人理化学研究所, 内分泌・代謝疾患研究チーム (50314159)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エネルギー / 糖質代謝異常 / ミトコンドリア機能 / 糖代謝異常 / ミトコンドリア機能異常 |
研究概要 |
インスリン抵抗性被検者ではミトコンドリア密度の低下があるにもかかわらずPGC-1とその下流分子のmRNA発現には低下を認めなかったことから、PGC-1以外の因子によってミトコンドリア密度が調節されている可能性が示唆されたためDNA micro arrayにより新規ミトコンドリア機能調節因子A(lipoprotein lipase)を同定した。この調節因子の発現が、インスリン抵抗性被検者の骨格筋で低下していたため、プロモーター領域のSNP検索を行った。この結果、2つのSNPが糖尿病患者で有意に多いとの結果を得た。このため、SNP周辺の遺伝子配列をクローニングし、ルシフェラーゼアッセイを行った結果、SNPによりプロモーター活性に差があることが明らかとなった。しかしながら、被患者の数を増やした上でGWASにより再検討した結果、同部位のSNPは糖尿病発症と直接関係ないとの結果を得た。次に、新規ミトコンドリア機能調節因子AがPPARDを介してミトコンドリア密度を調節することを見出した。PPARDの活性化剤はインスリン抵抗性の改善や、持久的運動能力を高める事がが知られる。我々の実験結果でも、多価不飽和脂肪酸やPPARDの活性化剤が脂肪酸酸化に関連したCPT1bやPDK4の転写を活性化する事、PPARDノックダウンはミトコンドリア密度を低下させることが観察された。
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