研究課題/領域番号 |
22790875
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
岡本 士毅 生理学研究所, 発達生理学研究系, 助教 (40342919)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳・神経 / ウィルス / メタボリックシンドローム / AMPキナーゼ |
研究概要 |
視床下部は、動物個体のエネルギー代謝を自律的に調節している。研究代表者は視床下部AMPキナーゼ(AMPK)が、高脂肪食と高炭水化物の選択的摂食行動を調節することを明らかにした。そしてこの嗜好性変化は視床下部室傍核における脂肪酸酸化亢進に起因する事を明らかにした。本研究では、嗜好性変化に寄与する主要神経細胞がPVNに含まれるコルチコトロピン放出ホルモン(CRH)含有ニューロンである事を同定した。これは神経細胞の主要エネルギー源と考えられているグルコース以外にも、脂肪酸代謝シグナルが神経活動の発火に寄与する事を示す直接的な証拠と考えられ、嗜好性制御には脂肪酸代謝により発火する細胞集団による寄与が重要であると考えている。
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