研究課題/領域番号 |
22790876
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 独立行政法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
宇田川 陽秀 独立行政法人国立国際医療研究センター, 研究所・糖尿病研究センター・代謝疾患研究部, 研究員 (50533882)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エネルギー / 糖質代謝異常 / KCNQ1 / 糖尿病遺伝因子 / 環境因子 / 2型糖尿病 / インスリン分泌 / SNP / 遺伝因子 |
研究概要 |
本研究は、日本人で最も関連性の高い2型糖尿病遺伝因子KCNQ1の膵β細胞における機能意義を明らかにする為におこなった。まず、ラット膵β細胞株INS-1やマウス単離膵島で糖尿病遺伝因子Kcnq1が発現していることが認められた。また、INS-1細胞に発現するKcnq1は、インスリン分泌の制御に関与していることが示唆された。一方、KCNQ1の責任SNPの機能を解析する為、KCNQ1責任SNP(rs2237892)を含むイントロン15領域を詳細に解析した結果、種間で保存性の高い新規転写産物を同定した。遺伝因子と環境因子の影響を検討する為に、INS-1細胞のインスリン分泌に及ぼすパルミチン酸暴露とKcnq1遺伝子発現抑制との関連性を検討したが、明らかな関連性は認められなかった。
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