研究課題
若手研究(B)
本研究では、食欲の増進や脂肪の蓄積に機能するホルモン、グレリンが、自律神経機能のリズムを調節する機構の一端を明らかにした。このホルモンがない実験動物のマウスでは、体温や血圧の日内リズムが崩れる。このことから、肥満症のようにグレリン分泌能が低下する病態では、体温や血圧といった自律神経機能にリズム異常が生じ、高血圧症の発症や様々な自律神経機能の異常を誘導しやすくなる可能性が考えられる。
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