研究課題
若手研究(B)
Ph^+白血病の治癒の為には白血病幹細胞を適切に同定し、それらを標的とした治療が必要である。BCR-ABL陽性細胞は、イマチニブ投与後、CML治療効果良好群においても、幹前駆細胞分画により多く残存していたが、第2世代ABLキナーゼ阻害剤においては、有意な差異は認められなかった。免疫不全マウスPh^+白血病モデルにおいて、イマチニブ処理後CD34+38-分画でより残存傾向を示したが、mTOR阻害剤(エベロリムス)の併用は有意に減少させ、次世代PI3K-mTORシグナル阻害剤BEZ-235についても、静止期分画を含めた細胞死誘導効果を明らかにした。
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