研究課題
若手研究(B)
7番染色体長腕欠損によるMDS/ AMLの責任遺伝子候補として単離したSamd9/ Samd9L遺伝子の機能解析を行った。Samd9L遺伝子産物は一部が初期エンドソーム分画に局在し、Samd9L遺伝子発現抑制細胞では、サイトカイン刺激後の初期エンドソームの融合が抑制される結果、エンドソーム分画に取り込まれたサイトカイン受容体の分解が低下し、エンドソーム分画に活性化された状態で蓄積するため、サイトカイン・シグナルの遷延が起こった。以上よりSamd9/ Samd9Lは、初期エンドソームの融合促進を介してサイトカイン・シグナルを負に制御する因子であることが判明した。
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