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最新技術を駆使した先天性腎尿路奇形の網羅的遺伝子解析と疾患データベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22790981
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関神戸大学

研究代表者

貝藤 裕史  神戸大学, 大学院・医学研究科, 特命助教 (60457067)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード小児腎 / 泌尿器科学 / 先天性腎尿路奇形 / PCR / 直接シークエンス法 / RT-PCR / MLPA法 / 直接シークエンス
研究概要

小児における腎不全の主要因である先天性腎尿路奇形(CAKUT : Congenital Anomalies of Kidney and Urinary Tract)について、近年その責任遺伝子がいくつか同定されている。しかしこれらの遺伝子を網羅的に解析し、その割合や遺伝子型および表現型にみられる特徴などをまとめた研究は世界的にみても存在しない。本研究では、CAKUTを対象に、これまでに報告されている全責任遺伝子について解析を行い、表現型と責任遺伝子およびその異常との関係について検討し、CAKUTデータベースを構築することを第一の目的とする。また同時にCAKUT発症および重症度を修飾する遺伝子や環境因子の存在についても検討し、CAKUT発症のメカニズムを分子生物学的に解明する。
まず、CAKUT症例を広く収集し、これまでにCAKUTの責任遺伝子として報告され、さらに変異を有する頻度が比較的高いとされるTCF2、PAX2についてPCRおよび直接シークエンス法を用いて網羅的解析を行った。また、変異が同定できなかった症例についてあわせてEYA1、SIX1、SALL1、RETなどその他の遺伝子についてもPCRおよび直接シークエンス法による解析を行った。現在解析が終了している中で変異が同定された症例は計3例で、それぞれPAX2(2例)、SALL1(1例)であった。いずれの変異も同定されなかった症例のうち、腎以外の臨床症状を有する症例についてはアレイCGHなど他の解析方法を導入する予定である。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Alport-like glomerular basement membrane changes with renal-coloboma syndrome2012

    • 著者名/発表者名
      Ohtsubo H, Morisada N, Kaito H, Nagatani K, Nakanishi K, Iijima K.
    • 雑誌名

      Pediatr Nephrol

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [雑誌論文] Alport-like glomerular basement membrane changes with renal-coloboma syndrome2012

    • 著者名/発表者名
      Ohtsubo H, Morisada N, Kaito H, Nagatani K, Nakanishi K, Iijima K
    • 雑誌名

      Pediatric Nephrology

      巻: (印刷中)(掲載確定)

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
    • 査読あり
  • [図書] 小児科臨床ピクシス22・小児のネフローゼと腎炎2010

    • 著者名/発表者名
      貝藤裕史、野津寛大
    • 総ページ数
      222
    • 出版者
      中山書店
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2010-11-30   更新日: 2016-04-21  

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