Acid Labile Subunit(ALS)およびIGF-Iの受容体である1型IGF-I受容体(IGF1R)の遺伝子解析を基盤において、原因不明の低身長児,特にIUGRに伴う低身長児を対象にIGF1RおよびALSの遺伝子解析を行った。ALS遺伝子異常は同定できなかったが、1例のIUGR性低身長児にGln1220Xのヘテロの変異を同定した。ストップコドンであるため、遺伝子異常症と考えられるが、現在この変異における機能解析を進めている。この他にも7例の遺伝子解析を行ったが遺伝子異常は同定できなかった。
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