研究課題/領域番号 |
22790994
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
柳生 茂希 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (10572547)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 神経芽腫 / phox2b / Notch / NOTCH |
研究概要 |
神経芽腫(NB)の分化障害の原因として、phox2b、ASCL1遺伝子の高発現維持とそれによるDelta-Notch経路の恒常的な活性化の可能性を明らかにした。また、Notch阻害剤の神経芽腫に対する新たな分子標的療法の可能性について明らかにした。Notch遺伝子の細胞内ドメインをサブクローニングし、ヒト神経芽腫細胞株に導入することに成功した。現在は、これらの遺伝子改変神経芽腫細胞株を用いて分化誘導実験を行っているが、本研究を発展させ、phox2b高発現維持のメカニズム解明について検討を進めることにより、神経芽腫の分化障害、自然退縮のメカニズム、新たな分化誘導療法に対するアプローチを与えることが可能になると期待される。
|