研究課題/領域番号 |
22791029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 香川大学 (2011) 徳島大学 (2010) |
研究代表者 |
太田 健一 香川大学, 医学部, 助教 (50403720)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 胎生期アルコール曝露 / 不安様行動 / セロトニン / 扁桃体 / 内側前頭前皮質 / マイクロダイアリシス / セロトニン受容体 / 不安・恐怖 / serotonin / 5-HT1A receptor / ipsapirone |
研究概要 |
本研究では、胎生期のアルコール曝露による中枢神経系の発達異常が5-HT1A受容体アゴニストの投与によって回復することが認められた。また成熟後の曝露動物では恐怖状況下での内側前頭前皮質5-HT動態が通常と異なっていることが明らかとなった。これ等の結果は、胎生期アルコール曝露は脳発達に重要な役割を持つ5-HT神経系の機能低下、特に5-HT1A受容体を介した機能を低下させることで中枢神経系の発達異常を引き起こすこと、そしてこの機能異常は成熟後の不安様行動異常にも関与することを示唆するものである。
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