研究課題/領域番号 |
22791069
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
寺尾 美香 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 特任研究員(常勤) (40570669)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 糖転移酵素 / 創傷治癒 / 上皮-間葉系転換 / 有棘細胞がん / 表皮角化細胞 / 皮膚がん / 糖鎖 / Epithelial-Mesenchymal Transition / 細胞遊走能 / E-カドヘリン / 皮膚癌 / 転移 / Eカドヘリン |
研究概要 |
N-アセチルグルコサミン糖転移酵素-V(GnT-V)はβ1, 6結合で二本鎖N-glycanにN-アセチルグルコサミンを結合させる糖転移酵素であり、発がん時やがんの転移時にその発現が上昇する。今回我々は、GnT-Vトランスジェニックマウス(Tgマウス)を作製し、皮膚を解析した。Tgマウス皮膚では上皮-間葉系転換(EMT)様変化が見られ、表皮角化細胞の細胞遊走能が亢進していた。さらにEMT時にみられる転写因子の上昇がみられ、創傷治癒が促進していた。TgマウスでみられるEMT様変化と細胞遊走能の亢進は、がんの浸潤・転移にも関与していることが推測される。
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