研究課題/領域番号 |
22791144
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
眞野 あすか 日本医科大学, 医学部, 講師 (50343588)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ストレス / 生理学 / 脳・神経 / グレリン / CRF / 摂食障害 |
研究概要 |
本研究では視床下部のストレス応答における副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRF)とグレリンの役割について明らかにするとともに神経性食欲不振症の病態におけるこれらペプチドの関与をあきらかにすることを目的とした。ストレスによる摂食抑制はストレス後にグレリンを投与することで阻止されることが明らかとなったが、その神経機構を明らかにするまでには至らなかった。また内因性にグレリン受容体遺伝子発現を抑制したラットでは摂食量の低下や活動性の亢進といった神経性食欲不振症と類似した表現型を示すことが明らかとなり、今後の研究の発展によりストレスによる摂食抑制におけるCRFとグレリンの役割や神経性食欲不振症の病態生理が明らかとなることが期待される。
|