研究課題/領域番号 |
22791150
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
杉田 篤子 (杉田 篤子(池ノ内篤子)) 産業医科大学, 医学部, 講師 (40421333)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | うつ病 / 運動療法 / ウォーキング / 成長因子 / 一酸化窒素代謝動態 / 一酸化窒素代謝産物動態 |
研究概要 |
うつ病患者に対する運動療法の効果メカニズムを画像、精神薬理学的な観点から検討した。うつ病群(12名)では、運動療法により、抑うつ状態は有意に改善し、NOx(P<0.05)、MHPG(P<0.01)は、有意に増加した。BDNF、HVA、血液生化学検査、血圧、BMI、腹囲に有意な変化はなかった。脳画像検査は1名のみの施行だが、脳血流が改善した。抑うつ状態の改善度と運動療法開始前のBDNF、NOx、MHPG、HVAの値の相関はなく、運動療法の効果的な対象者をみつける予測因子とはならなかった。健常人(37名)では、HVAは有意に減少したが(P<0.05)、BDNF、NOx、MHPG、血液生化学検査、血圧、BMI、腹囲は変化しなかった。脳画像検査は行えなかった。
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