研究概要 |
本研究の目的は,解剖学的位置情報を用いることにとよって,脳コンピュータ支援診断の高度化を図ることである.解剖学的位置情報は参照画像との比較に基づいた手法によって得た.本研究では,参照画像としてVisible Korea Humanプロジェクトの画像を用いた.本研究による成果は以下のとおり,(1)ラクナ梗塞と血管周囲腔拡大の鑑別のためのCADシステムを高度化した.(2) MRA画像における未破裂脳動脈瘤の検出のためのCADシステムを高度化した.さらに,未破裂脳動脈瘤の検出を支援する新しい表示法も開発した.
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